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サキベジブログ

熊谷加舟さん93歳、人生に終わりはない。


来年の6月、365日大学はブルーベリーの栽培にチャレンジします。と過日のZOOM講座で発表した。発表した日の午後、飯田市在住の熊谷加舟さんから「ブルーベリー」もいいが、市田柿の干し柿にチャレンジしませんか、と間髪入れずにビジネス提案があった。ご存じの通り長野県の南、飯田、下伊那地域は「市田柿」が地域ブランドとして有名だ。

熊谷さんは特別養護老人ホームや、デーサービス、酒のディスカウントストアーなど幅広く経営されているビジネスウーマンだが、これらの経営のほかに自分の農場に、りんご、なし、柿なども栽培している農場主だ。特に柿は毎年10トン近く生産している。その中に商品化するには少し小ぶりな柿がコンテナ(野菜箱)に300ケース以上出てしまう。その柿は結局柿の木の根元に埋めてしまう。もったいないが、人件費を考えると処分してしまうしか仕方がないのである。

この柿を無料提供するので、365日大学で活用しないか。との提案である。

初年度は、会員が自家用に作り暫時研究して、将来「365日大学干し柿」として売り出さないか。というのである。93歳である。この変わらぬ情熱、「年だから」なんて言っていられない。

「まず干し柿の現場とこんな提案をする加舟さんってどんな人、見てみたい」

ということで急遽「視察旅行」を企画した。二日間と応募期間がないにもかかわらずなんと14名の方が集まり、12月19日(日)小雪の中車4台に分乗して「飯田行」を実行した。

参加者の全員が、10歳、20歳下にもかかわらず、加舟さんのパワーに刺激を受け、まだまだやるぞと逆に元気づけられた一日、加舟さん手作りの味が浸み込んだおでんを楽しんだ一日でもあった。

 

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