大岡診療所 所長 内場 廉
1958年福岡県生まれ。85年、久留米大学医学部卒業。86年、久留米大学病院麻酔科に入局。いくつかの病院勤務を経て2000年より長野市国保大岡診療所所長。東邦大学医学部、信州大学教育学部非常勤講師。自身も糖尿病を指摘され、数多くの合併症を経験したことがきっかけとなり「3つの習慣」を実践して糖尿病を安定的にコントロールしている。ここ10年は動脈硬化と血圧の研究に取り組む傍ら、NPO法人「寝たきりを半分に減らす」の理事を務め、年間50を超える講演も実施。
今、予備軍を含めると日本の人口の20%、約2210万人が糖尿病患者とも言われています。糖尿病とは一口で言うと、「血管ボロボロ病」で、全身の血管が傷ついてボロボロになる病気ですが、自覚症状はありません。
自覚症状は、次のような病気にかかって初めて気が付きます。
高脂血症、脂質異常症、腎不全、糖尿病網膜症、糖尿病白内障、睡眠時無呼吸症候群など、失明や死に至る可能性を持つ病です。
また、糖尿病は私たちが一番恐れている、「最後は寝たきりだけにはなりたくない」という願望をものの見事に粉砕し、脳梗塞や心筋梗塞を招きやすくしてしまう病でもあります。
そこで私たちは、少しでも寝たきりにならないために、以下のたった3つの習慣で、この病を引き起こさない運動を展開しようと決意しました。それも肩ひじを張らずに、楽しく続けられる運動を。結果として、健康増進になり、野菜の消費も増え、経済も活性化し、地域が良くなる運動です。
大岡診療所 所長 内場 廉
1958年福岡県生まれ。85年、久留米大学医学部卒業。86年、久留米大学病院麻酔科に入局。いくつかの病院勤務を経て2000年より長野市国保大岡診療所所長。東邦大学医学部、信州大学教育学部非常勤講師。自身も糖尿病を指摘され、数多くの合併症を経験したことがきっかけとなり「3つの習慣」を実践して糖尿病を安定的にコントロールしている。ここ10年は動脈硬化と血圧の研究に取り組む傍ら、NPO法人「寝たきりを半分に減らす」の理事を務め、年間50を超える講演も実施。