お盆の最終日16日昼、Hさんより電話があった。「送り盆の帰り、小山さんが自宅におられれば寄ってちょっと相談したい」と。
午前中365日大学農園の草刈りをし、シャワーを浴び、昼食の準備中で一瞬訝しげではあったが、待つこと10分。近所のコンビニでパン三つ、アイスクリーム三つ持参で見えられた。
大変な人生を送ってこられた人で、前職の駆け出しの私が23歳の時お世話になった工務店の社長の美人妻。その後転勤、独立などで10数年音信なかったが、再び縁ができ,広告を掲載してくれるお付き合いが始まった。最初のご主人の他界。次のご主人の倒産。人生の辛酸をなめてきた人だが、少しも暗さを顔に出さない。私をすごく信頼してくれ、私で解決できる相談や解決できない相談など諸々の相談を過去たくさんいただいた。
私のお願いも聞いてくれ、サキベジや365日大学がスタートするときなど、すぐ協力してくれた。
とはいえ、365日大学に入校して一年、近所にいいスポーツジムができたということで、そちらに通い始め、365日大学は休校になった。
その方から久しぶりの電話、来訪であった。
その相談とは「再び365日大学に入れてほしい」とのお願いだ。その理由がすごい。
「365日大学を離れ、スポーツジムに通って一年半、大変なことに気が付いた。体力を気にするより、頭のトレーニングのほうがもっと大事なことだ」と。「このままだと社会の流れに取り残されてしまう。シニアにとってもスマホやアイパッドができずには、これからの社会生きていけないことに気が付いた。この学びをするのは365日大学おいてほかにない。」と。
偉いなー、と思った。77歳の女性。ご主人との離婚トラブルはいまだ未解決を残しているのに、まだ挑戦しようとの意気込み。この意気込みがある方が365日大学に入ってくる。年齢など関係ない生き方がこれからの生き方。そのために意味ある場所として365日大学がイメージされる。これこそブランド力。意味ある場所、365日大学を大事に育てていきたい。
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