先日会社が所在し、住んでいる地域、長野市古牧地区住民自治協議会主催の「福祉大会」で講演を頼まれた。
当初は妻同伴で臨む予定だったが、「大腿骨骨折」以来無理はできず1人で臨んだ。
テーマは「健康夫婦に突然訪れた危機。」
パワーポイントを使って講演を考えたが、肉声をしっかり伝えたいため、パワーポは作らなかった。
ちょうど10月10日に東京の「ごま書房新書」から「70歳からのラブレター」を発刊するので、その一部を読み上げた。
特に皆さんに訴えたかったことは、
- 危機は突然現れる。その時どうするか。
- 想像していた生活とは違った生活になったとしても、そこに幸せを見つけることはできる。
- 真の愛とは、危機に陥った時こそ発揮されるのではないか。
- 活字文化と程遠い時代になってしまったが、やはり絆を深めるのは書いて伝える。
特に手紙は有効ではないか。
(5)だから人生の後半、ラブレターを書こう。
こんなことを、妻の脳出血以来の私と妻の関係を話しながらお伝えしました。
時折、私自身が声に詰まる時もありましたが、皆さんが涙を流しながら聞いていただくその姿に勇気づけられ、無事講演は終わりました。