退院前日、妻と2人で病院内デート。
ついに退院の時が来た。
大腿骨折で7月17日入院して、翌日手術を無事終え、20日間の闘病生活を経て、いよいよ8月5日の退院日を迎える前日の日、二人は病院内でデートができた。
MRI検査の所見を伝えるということで、退院日の前日に妻と2人、脳神経外科を訪れた。
「前の検査(1年前)と全く変わっていません。問題なしです。」と医師が告げてくれ、あっという間に診察が終えた。このまま病室に帰すのはもったいない。
こんなに早く終わったのだ。2人で時間を楽しもうということで、病院内の洒落たレストランに入った。
10時半なので食事するのは早い。アイスクリームを注文した。
病院着ということもあるが、それにはお構いなし、二人のデート時間を楽しんだ。
何を話すわけではないが、届けた手紙を読み、妻のアイスクリームを美味しく食べる横顔に見とれながら二人の時間を楽しんだ。
こんなに余裕で2人の時間を楽しめたのは、やはり明日退院という安心感からだった。
私の心の中には立てない妻をどう介護していくか不安がないわけではないが、先のことを心配しても仕方ない。今あるこの時間を楽しもうと、たっぷり45分ほど貴重な時間を2人で楽しんだ。
病室そろそろ帰らないと看護師さんが心配するかもと思い、病室の入口まで車椅子を押し、看護師さんにバトンタッチした。
階段を降りる私の足は軽かった。