6月6日の 第2腰椎の圧迫骨折により、松代の自宅の風呂に浸すのは怖くて控えていたが、 文化の日の連休2日目、暖かい陽気だったので松代に行き思い切って風呂に入れた。
床から浴槽のへりを越えるのは骨折以来怖くてできないと思っていたが、最近の回復ぶりを見て意を決した。当然私のサポートは必要だが、想像以上に楽に浴槽のヘリを乗り越えられた。右側に障害があり、右足はなかなか本人の思うように動いてくれないのだが、 その右足もへりを超えてくれた。 やってよかった。本人は目を閉じ、しっかり迷想している。
ゆでガエルになってしまってはいけないので、タイマーを15分にした。どんな思いの15分だったろうか。
なぜこんなチャレンジができたのか。
ここ数日、訪問リハや整体師の人が来なく、2人だけの時間が増えていることが、 意外に回復の促進に役立っているのかもしれない。私のゆとりが妻に伝わっているのかもしれない。
早く良くなってもらいたいために、週2回のデーサービス所通い。 デーサービス所からの週2回の訪問リハ。さらに個人的に週4回の訪問リハ。 このプログラムはやりすぎだったのだと思う。
最近週4回の訪問リハを1回にしてもらった。これが無理なく良かったのかもしれない。 ゆとりが妻の回復をはやめている?妻は口で文句を言うタイプではないので、 口に出すことはなかったが、体が無意識に抗議していたのかもしれない。
松代のお風呂入りは、その点本人も望んでいたことなのだと思う。だから、危惧することなく湯船に入れたのだと思う。やはりゆとりというのは 1番大事なことなのだなということを、今回も妻の湯船に浸るということから感じた。