2021年が明けました。どんな年になるのでしょうか。大方の方は昨年同様
コロナに対応した生活を送らなくてはいけない、と覚悟して迎えた新年かと
思います。私も同様です。
今から20年前私が長野県倫理法人会の会長を引き受けた時、何の実力も
実績もない私がトップとして何をやるべきかを考えた時、
毎朝水をかぶる「禊」の実践をやると決断し一年間寝起きとともに実践しました。
2代目会長を引き受けた時700社の会員数だったのが3代目の会長に引き渡したときは1500社近くに会員数が増加できました。「禊」の結果かどうかはわかりませんが、みそぎを通じて「信じたなら、行動しろ、常識に屈するな。」が身についた結果であることは間違いないと確信しました。
あれから時も立ち、当社アスクも昨年新社長にバトンたっちでき、コロナ禍見事に
経済的危機を乗り切りつつあるいま、私の役割は何かを考えた時、新年の3日間ぐらいは
きちんと自分と静座し身を正す実践が必要ではないかと「禊」を思い立ちました。
正月ぐらいは「ゆっくりしたら」という妻の甘い誘惑を理由に「寒いぞ、大丈夫か、心臓麻痺おこすぞ、無理することもないぞ」という自分の弱気が潜む自分の心にムチ打ち、正月3日間「関わる人の幸せ」「会社の繁栄」「社会の繁栄」「世界の安寧」を祈って「禊」の実践をしました。
「やればできる」終わってまだまだ体力がある。自信が持てました。一瞬はブルッとしますが、終わった後は体の血が一気に全身駆け巡り、ぽかぽかになりました。
コロナでより一層時代が変わっていく今こそ、自分たちがやることに自分たちが自信を持たなくてはいけない、この時「禊」という一遍変わった実践も必要だと感じさせてくれた正月3日間でした。
小山秀一