手紙6
秀子さん、おはよう。どうですか。
昨夜は上田や千曲市は集中豪雨。豪雨で大変だった。長野は7時頃ドッと降ったが、
しばらくしてやんだ。被害はゼロ。病院にいるときっと雨の音は聞こえないよね。
昨日は久方ぶりに休日を満喫しました。家をほとんど出ませんでした。
amazonプライム特典を活用してパソコンで映画を見ていました。
鶴瓶さん主役の「35年目のラブレター」という映画を見ました。
ストーリーは、戦争が終わった日本が貧しかった頃の実話の物語。
和歌山の山村の貧しい炭焼き小屋で生まれた西畑さん(鶴瓶さん)は小学校に通うのに片道3時間、貧しさ故に同級生にいじめられ、小学校2年の途中から学校に行かなくなり、小学校も中学校も出ていません。
当然、読み、書きはできません。西畑さんの人生に付きまとったのは、「読み書きができない」ことでした。中学の年齢で働きに出ますが、そこで見舞われたのは。読み書きができないことでの先輩からの「いじめ」「さげすみ」でした。何とかすし屋に勤め「寿司職人」
に成長していきます。
結婚は諦めていましたが、お見合いの話が舞い込み、書けないということを隠して結婚します。
この結婚相手の役、キョウ子さんを演じるのは原田美枝子さん。
キョウ子さんは、字の読めない、書けない西田さんを温かく受け入れます。
そうして西畑さんが寿司屋の定年64歳になった時、夜間中学に入学する決意をします。
入学の動機は、結婚35周年を機に奥さんにラブレターを書きたいから。クリスマスまでにラブレターを書く、と奥さんに約束します。しかしクリスマスには間に合いませんでした。
奥さんはクリスマスは今年だけではないとご主人を励まします。
そして2年が経ち、3年目のクリスマス。ラブレターの4通目を書きますが、最愛の奥さんは心臓の病気でご主人より先に天国に行ってしまう。
西畑さんは意気消沈し捨て鉢になりますが、
奥さんが西畑さんに書いたラブレターを亡くなったあと、発見します。
そのラブレターに勇気をもらい、西畑さんはついに夜間中学を卒業します。
こんなストーリーの映画です。
君が退院してきたら一緒に見よう。
だから今日も頑張ろう。
今日から本格的なリハビリに入るよ。
頑張ってね。今日は面会できる。午後4時に行くよ。
待っていてね。
令和7年7月22日(火)朝7時へ。
秀一
秀子様
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