6月21日(土)男性2名、女性1名の3人の方をお迎えして、ラブレター書き方講座を開催しました。
当初はラブレターの書き方のポイントなどを説明する予定でしたが、
参加者の方々の自己紹介をする中で、皆さん大変な苦難を抱えていることが発表され、
それぞれの苦難に対しての意見交換をさせていただきました。
私の妻は重症度最高の5ですが、今は食事を自分で箸を使って食べることができます。
ベッドから立ち上がる時も、私のほんの少々の支えで起き上がることができます。
認知症が進んでいるとはいえ、私と会話ができます。
でも、参加者の81歳の方は、同じ介護度5の妻(74歳)を私と同じく自宅介護で支えていらっしゃいます。
小規模多機能居宅介護サービスを使われ、週3回の宿泊サービスを活用し、
奥さんと自宅で一緒に過ごすのは2晩だけで住んでいますが、その2晩が想像を絶する大変さです。
奥さんは自宅ではベッドと車椅子にいるだけで、ベッドから1人では起き上がれません。
ベッドから車椅子の移動の際は40キロ弱の奥さんとはいえ、それはもう大変です。その大変さは私も経験しているので
よくわかります。(思い通りにいかず)声が荒げたくなる場面がもうしょっちゅうかと思います。
我が妻はその領域をクリアしたので、その参加者の方の介護と比べると、私は天国のようなものです。
参加者の皆さんと2時間。
手紙の書き方でなく、今の実情をどう受け止めるかという話が中心になりました。参加者は少なかったですが、
この講座の「やる意義」を一層感じた2時間でした。
次回もやりましょう。ということで、次回は8月のお盆過ぎ。
宿題として「妻または夫の美点100個、伴侶を亡くした方は愛する人への美点100個」。
どこまで100個書けるかは別ですが、「思い切ってどこまで書けるかやってみましょう。
次回それが簡単に100個できることをアドバイスします」という締めで終わりました。
講座に参加されたい方は小山までお申し込みください。