Noteと言う投稿アプリがあります。
2023年1月に妻が脳出血で倒れ、生死をさ迷った139日間の闘病生活中、
毎日届けた139通の手紙をまとめた本「妻へのラブレター」と
退院してからの妻との生活をまとめた本「妻が脳出血で倒れた」
この本2冊をまとめ、補筆を加えた「70代からのラブレター」と言うタイトルで「note」に連載してきました。
以下はその最終稿です。もしお時間ある方次のURLをクリックして連載を読んでいただければ
幸いです。
URL https://note.com/koyama_1949
介護生活は続く②
会社の人たちが私たちを見て、「本当に信じられない」「なんでそんなに幸せそうなのか」と言うのです。こんな状況でもいつもニコニコと過ごしていて、悲壮感漂う涙物語にならないからでしょう。
たしかに不思議かもしれません。
私たちがいつも笑顔でいられるのは、「私が変わったから」だと思います。
戦争、貧困、そして病気は三大苦といわれ、これらに直面すると人は変わるといわれていますが、本当にそうなのでしょう。
妻が病気になって、「できないこと」が当たり前になりました。
すると、それを受け入れようとする私自身が寛容になり、
妻に対して穏やかに優しく接することができるようになったのです。
自分でも信じられないくらい、人が変わったと思います。
お互いに後期高齢者になっても、普通に会話ができて、揉めることもなく、2人で楽しい時間を過ごせているのだから、十分恵まれているのではないでしょうか。
妻が身をもって教えてくれたおかげで、私は良い老後を過ごせているのです。
この先も、ついつい感情的になってしまうこともあるかもしれないけれど、そのたびに、自分の心の芯の部分にあるのはどういう気持ちなのかをしっかりと思い出し、愛情をもって妻を支えながら、共に楽しく生きていきたいと思っています。