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サキベジブログ

「ワンチームの戦いが終わった」


ワンチーム素晴らしいネーミング。
テレビに、新聞に、SNSに釘付けになった一か月。今回のワールドカップは初めてテレビで見ました。私のような人が日本中にあふれかえった1ヶ月だったと思います。

今でも正月の日本選手権、大学の「早明戦」等少しは見に行っていたので、ラグビーに関心なかったわけでは無いのですが、こんなに日本中が盛り上がるとは信じられませんでした。

盛り上がった一番の要因はこの「さくらJAPAN」に日本人が本来持っている「美」を日本人選手、外人選手ワンチーム一体で私達に示してくれたこと。

さくらJAPANは外国人が半数を占めても、少しも「日本」の違和感なし。外国出身選手の半数が日本に帰化するという、外国人によって日本ってやはり素晴らしい国なんだ。を私達に教えてくれた「ワンチームさくらJAPAN」。

私が感激した場面の一つに、試合前の観客の涙。準々決勝では更に試合前に選手が涙を流す。通常試合が終わった後の涙はあっても、試合前に観客、選手が涙するなんて光景今まで見たことありません。

試合前、今ここに立っていることの誇りと自負。今まで積み重ねて来た鍛錬への感謝。諸々の心情が涙に結集する。その涙を見て私も涙が止まりませんでした。

準々決勝の試合では相手のハイパントパスに、身長体重差ものともせず飛びつく松島幸太郎。南アフリカの200k超えるフォワードに体を壊される恐怖感にも一歩も轢かないその根性。リーチマイケル中心にフォワード、バックスともに、倒され、削られ、吹き飛ばされても必死にタックルでしがみつく。

もう後半戦は満身創痍になっているのが、我々素人目にもわかるその姿。残り5分で勝負は見えていても、最後の力振り絞ってゴールさせない全員の気力。

私達をここまで感動させてくれた「さくらJAPAN」はベスト8でノーサイドになりましたが、その輝きは永遠です。
いろいろ教えてくれた「ワンチーム」に感謝です。