サキベジ代表 小山秀一
先週の週末8月24日野沢温泉の上の平で植林を兼ねたブナ林の自然観察と植樹ツアーをしました。
「ほっとパル100年の森」と題して10年前から年一回野沢温泉観光協会の皆さんと野沢温泉村在中の森林インストラクタ皆さんの絶大な協力の元8月の最終土曜日実施してきました。
今年で11回目で、継続できていることに本当に感謝です。途中までゴンドラで登りますが、標高2,000メートル近い山の中腹のブナ林は何とも言えない荘厳な静寂さで心が洗われます。
例年は台風と重なり、天候に一喜一憂しているのですが、今年は快晴。
下界の熱さとは打って変わった、涼しさ。一時浮世を忘れた身も心も爽やかな時を過ごせました。
今年はお陰様で参加者も東京からの人や松代町紺屋町育成会の皆さん等総勢約60名。年齢も1歳の晃人君から82歳の連続9回ご参加の石井さん、まで幅広い参加者。
嬉しい限りです。
特に石井さんは毎年この植樹にくるために、体力トレーニングをしているとのこと。
いい効果を及ぼすことが出来嬉しい限りです。
「100年の森」と銘打っていますので、70歳の私としても後90年生き続ける覚悟で人生に張り合いを持たせていただいてます。
2年前は雨でしたが、「雨これまた良し」。で、ブナ林の中は「ミスト」状態。目の前が浅い霧状に包まれる。浦島太郎の竜宮城のイメージ。
ブナの木からは雨水が静かに流れ落ちる。
幹に耳を当てると、木の中に水がすうすうと流れ落ちていく音が聞こえる。それこそ神秘の世界が体験できます。
来年も8月の最終土曜日企画してます。今からぜひご予定に。