投稿依頼のコンセプトは「若者へのエール」。73歳の私にしてはこのテーマは荷が重い。
老人が嫌われる最大の要素は①過去の自慢話 ②お説教
依頼の裏側に「こんなことは書くなよ」という透かしも見える。あえてふたつ返事で受けるのが、川下り人生(あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、ただ流されて下っていく川)小山秀一のいいとこか。
こんな私が今注目しているのは新庄劇場だ。
ビッグボスはどんな「川下り劇場」を演じてくれるのか。
1年契約だという。「優勝なんか一切目指しません」と記者会見。しかも、プロ野球変えるのは「僕」しかいない。監督とは呼ばせない。ビッグボスと呼ばせる。テレビのお笑い番組には出る。派手な髪形やブルゾンで「一挙手一投足」すべて役者。相談する人は自分自身。だから実行に移すのは速い。こんなビッグボスを球場に見に行こうと人は動く。経済効果は60億と言われる。
春から新庄劇場‼どんな劇を演じてくれるか。目が離せない。
「人生は演劇である。その主役は己自身。劇作家、監督、演出。それはただ一人で兼ねていて絶好無比、周到無類、至らぬくまもなく及ばぬ時処もない。その大演劇の主役は己自身である」
昭和20年哲学者丸山敏雄は言った。
人生100年時代。
アッと言う間に過ぎる。誰に遠慮することも無く、自分が劇作家で演出家で主役なのだから、どうにでも演じることができる。
この絵は15年前に、私に億と言う金額を投資してくれた外国人が贈ってくれた絵だ。
毎日この絵に「あいさつ」をする。今、自分はどっちにいるのだと。自分に負けて、群れに混じっているか。孤高だがパラダイスを信じ、一人でも丘の向こうを目指しているか。年を免罪符にしていないか。
365日大学開設というとてつもないパラダイスに突っ込んだ。
2月の早朝3時半起きは確かに辛い。4時5時に向かって更に気温は下がる。外もまだ暗い。寒い寒いと言っているのは群れの集団。孤高の狼は、寒さは鍛えの戦場と歓迎する。一日4回5回の雪かきは、大変でなく、肉体を鍛えてくれる絶好の舞台なのだ。
今の時代を象徴する流行語はなにか
――ホールイン――社会
その心は
- 孤高に真っすぐに生きる社会か
- パットしない社会
さあ、あなたはどっちだ。どっちのホールインワンをとる。どんな劇場を演ずるのだ。
365日大学 校長 小山秀一
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