365日大学部活動が開始された。さる11月7日(土)前日雨で開催が危ぶまれたが、
行い良い人たちのおかげで、当日は薄曇りでトレッキングには汗ばむ程度でかえって
心地良いなか残秋の中開催できた。
「今年は熊が多く出ているというので、単独でのトレッキングは熊に愛されてしま
い危険だが、大勢なら私の顔だと私には襲ってこない。ので安心して参加しまし
た。」というジョークの方や
「家族で地付山公園までは来てましたが、トレッキングコースへのチャレンジは初め
てで楽しみです。」
などなどきわめて健康的なそれぞれの自己紹介後、和気あいあい地付山トレッキング
コースを午前10時スタート。
まだまだくぬぎの木やナラの木の紅葉が美しい。ナナカマドの赤も残っている。山林
は錦絵を見ているよう。
眼下には千曲川から上がってくる水蒸気だろうか、長野市街地の天空を淡い雲の天の
川のような蜃気楼を生み出している。
遠くを望めば、菅平の先の根子岳、四阿山(あずまやさん)も望め、つい「ヤッ
ホー」の声が自然に飛び出る。
山頂からは、飯縄山、黒姫山が望め、コロナ禍家にとじこもりがちにならざるを得な
い、週末の日常から見事解放され、行く秋を思う存分楽しんだ。
365日大学トレッキング部コンシェルジェの関崎さんは「日本名山100」にチャレンジ
している、登山と自然保護司ときのこ名人。
途中関崎さんはさっと目を移すと、キノコを片手にしている。
「このキノコはやめておいた方がいいですよ。」とどこにキノコがあるのか我々には
わからないが、関崎さんの目には飛び込んでくるようだ。これは「じこぼ。秋が深ま
ると傘の色彩が出始めより濃くなってくるんです。山キノコの原点のようなきのこで
おいしいですよ。食べれます。」
と、さすが今年松茸18本とったという名人の目は違う。トレッキングのもう一面の楽
しみを提供してくれる365日大学トレッキング部である。
コロナ禍週末も家に閉じこもらざるを得ない今の生活様式の中、去り行く秋のまだま
だ楽しめる紅葉の山道を、落ち葉踏みしめの感触を楽しみながら初対面の人交え約3
時間半楽しみ13時半に解散しました。