「吉永小百合さん主演映画―いのちの停車場」。6月末に公開されすぐ見に行きたかったのですが、なかなか時間が取れなかったのですが、ようやく家内と一緒に見てきました。
吉永小百合さん、西田敏行さん、松坂桃色季さん、広瀬すずさん、等が主要な登場人物です。
私たちは終末を迎えた時、どんな迎え方を選択するか。映画監督は7年前「ふしぎな岬の物語(主演吉永小百合)を監督した成島出監督。監督自身が「不思議な岬の物語」をとった後、肺がんにかかり死に向き合ったからこそ、できた映画のような気がします。
特にラストシーンは心に残ります。医師役の吉永小百合さんが安楽死を望む父の要望にどうこたえるか。まさに吉永小百合さんでなければできない、深い沈んだ表情の中にある決断する凛々しい顔が映し出される。このシーンだけでも価値あります。
シニア問わず、年老いた両親を抱える子供たちにも見てほしい映画です。
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