4月12日(金)365日大学春のトレッキングが行われました。場所は長野市松代町の妻女山。私の地元でもあります。
約600年ほど前、上杉謙信と武田信玄が死闘を繰り返した川中島の戦い。
上杉軍が陣取った山です。 武田軍は八幡原と松代城に 約2万の兵。上杉軍1万3000の兵は妻女山に立てこもり、武田軍の動向を注目。にらみ合いの3か月。
武田軍の軍師山本勘助の案で武田軍は妻女山に立てこもる上杉軍を松代城から背後を突き上杉軍を追い出し八幡原で挟み撃ちにするという 有名な「キツツキの戦法」を取りました。しかし、それを察知した上杉軍は夜のうちに千曲川を渡り武田軍と対峙する。
かの有名な「べんせい しゅくしゅく」という歌はこの情景を謳ったものです。
この妻女山を関崎コーチの案内で、歴史を偲びながら、無理ない時間でゆっくりトレッキングを楽しみました。
時は春、桜満開。 その桜の満開を味わうと同時に、実はこの妻女山は今、小さなユリの花のような花を下に向けて咲く「貝母(ばいもゆり)の群生地として静かなブームを呼んでいます。当日も県外の方が何人か見学に訪れていました。この地をボランテアで守る林さんという方にもお行き会いし、貝母やこの地で見られるいろんな花の説明や地理を詳しくお聞きしました。
終わった後は時間のある方で松代上に赴き、満開の桜の木の下で 昼食をとり、お花見を体験。最高の1日を過ごしました。