緊急事態宣言、東京アラートが解除され、県外との交流も徐々に戻り、今までの息苦しさから若干解消されました。
でも、大方の方はまだ疑心暗鬼。「より良き日は戻ってくる。私達は又会える。」は形はそうであっても心はどうもそうではありません。
心とはほんと不思議なものです。でも、意外な発見もあります。新しい社会の様式に知恵が出てきました。
東京にいる息子夫婦は外出できないので、マンションの一室にテントを張りました。とても小さいテントですが、３歳の孫娘は大喜び。キャンプ気分を味わっています。
振り替ってみると、私たち世代は中学に行くと自分の部屋、個室を持ちたかったものです。 昔は田舎では結構どんな家でも、広いお座敷、勝手口があり、個人の部屋持ちたければ持てたはずですが、今と違って「個人のプライバシー」なんて発想ありませんから、家を改装して子供部屋を作ってくれることなど皆無。
でも子供と言うものは、知恵があります。
私は押入れを自分の個室にしました。蛍光スタンドを持ち込み読書に明け暮れました。自分だけの世界。うれしかったです。

新型コロナウイルスは私達の「ガツガツした生活を改めなさい、」、「不便だけどハッピーな時間が持てる」ことを教えてくれました。
室内テントのような新しい楽しみ方を私達は探したいものですね。