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サキベジブログ

商売の原点は生活者の「心と行動」に寄り添ったもの


新型コロナの感染・拡大が止まらない。ワクチンを打ったら止まるのだろうか。

自粛も疲れた。「のど元過ぎれば」なんて不謹慎なこと言いたくはないが、もういい加減、外にも行きたいし人にも会いたい。かといって以前の行動様式には戻れない。もう無駄なエネルギーはかけたくない。そんな思いの人が多いのではないだろうか。

 

こうしたときお店はどうすれば生き残れるか。

 

実はこれはコロナに限ったことではなく、多かれ少なかれこうした「未来が早くやってきた」のにすぎないのかもしれない。

生き残る店は生き残れるし生き残れない店は生き残れない。

 

その選択肢はどこにあるか。

 

昨年長野市松代町に限定したECサイトを立ち上げた。

「お電話一本で、テイクアウト、またはデリバリーします」という

「#おうちで、松代」のデリバリーサービスだ。

稼働して半年。注文ある店と全然注文ない店と色分けが鮮明になった。

人気の高い店の共通は前々から松代町に居を構えていない店。だから伝統ではなく、今お客さんから選ばれるのにはどうしたらいいのか、常にお客さん目線に立って、考え、開発している店。もっと言うならば、自分たちは何のために商売しているのか、自分の立つ位置、存在意義を考えて、それを商品に、サービスに反映している店。

これはコロナ前もコロナ後も変わらない商売の原点ではないだろうか。

コロナのお蔭で商売の見つめなおしができたと受け止めたい。

 

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