ボランティア活動が縁で、週末佐世保、長崎を訪れた。長野から待ち時間も入れるとほぼ半日の行程だったが、行く前から「平和公園」にはどうしても訪れたかった。滅多に長崎など行くことのない私にとって、今回どうしても平和公園にはいきたかった。
ロシアの蛮行が祈ったとこでどうにかなるわけでもないが、何かしたかった。
11:02分に長崎の町に鐘がなる。1945年8月9日11時02分に長崎の町の上空に原子爆弾がさく裂したその時間だ。世界のどこの国も経験したことのない原子爆弾が、日本の上空に2発もさく裂したのだ。
あれから77年、人類はどこまで身勝手なのだろうか。3発目がウクライナの上空に、今まさにさく裂しようとしている。祈ったところで、、、との思いもあったが、せめての思いで「平和記念像」の前に立った。素晴らしい解説がなされていた。
「天に向けての垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威、水平に伸ばした左手は平和を、横にした右足は原爆投下直後の静けさを、軽く閉じた目は犠牲者の冥福を」
大きな被害を生みながら、残された私たちはこんな希望の像を創作し、世界に発信している。
平和公園から徒歩で10分くらいの「長崎原爆資料館」も訪れ、一刻も早いウクライナの戦争終結を願ったが、胸の中の渦巻いた「黒いかげ」は消えない。小山秀一
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